設備の入れ替えなども行わないまま老朽化していた平屋住宅を、快適で過ごしやすい住まいにリフォームした事例をご紹介します。

独立していたダイニングキッチンと和室を、間取りの工夫で明るく広がりのあるのびのびとしたLDKにしました。
琉球畳を敷いたモダンな和室には可動間仕切りを採用し、シーンに応じて開け閉めできるようになっています。

キッチンはI型からL型に変更したことで、広々とした作業スペースと収納が確保できました。
また、頭上の吊戸棚をなくしたことで、リビングや和室までが見渡せるすっきりとした開放感のある空間に。
キッチンの壁は、目地に汚れが付きやすいタイルから、お手入れしやすいパネル仕上げに変更しました。
油ハネもサッとふけるから、日々のお掃除もラクラクですね。

玄関には、大きなシューズボックスを追加し収納力をアップ。
アクアリウムを設置するための配電の工夫もしています。
また、手すりを追加して、玄関の上り下りもしやすいよう配慮しました。

トイレには最新設備を導入し、安全性とエコに配慮しました。
節水型便器やLED照明を採用したことで、電気代や水道代の節約の効果も見込んでいます。
また、安心して利用できるように手すりも追加し、お手洗いでもしものことがあった際も開けやすい引き戸を採用しました。

将来を見据えて、家の中の扉はすべて引き戸とするなど、バリアフリーに配慮した仕様に。
最新の設備とホワイト基調の床と壁、採光の取れた明るい空間で、快適で過ごしやすい住まいに生まれ変わりました。